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024_S.Sさん 伝統話芸の『講談』を一人でも多くの人に知って欲しい! 

 細井新一さんは、中学生のころから日本三大話芸(落語・浪曲・講談)の一つである講談が大好き。
それが高じて、低迷する講談を多くの人に知って欲しいとの思いから、下町育ちの判官びいきも手伝って一念発起し、退職金をつぎ込むことも覚悟で自身が住む三鷹の地で毎月講談会を公演しようと決心した。

講談師は幕末から明治時代初期には600~700人いたそうだが、今や
70~80人程度に減ってしまい、太平洋戦争後の講談界は衰退の一途をたどってしまった。
「終戦後GHQの占領政策によって、忠臣蔵に代表される仇討や武勇伝の多い講談が排除されたことも衰退の大きな要因ではないかと考えられる」そうだ。

好きとはいえ、この講談を定期的に公演することは並大抵の決心と努力では実現できないないであろう。
ましてや一個人が講談だけで毎月欠かさず公演しているところは日本中でもここだけのようで驚きとともに素晴らしいことだ。

この講談を再び広く普及させたいとの思いから、細井さんは定年を数年残して退職し奮闘が始まった。

<日本史好きから講談にのめりこむ>

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