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029_K.Sさん 60日シルクロードの旅

 旅行参加のするまで
昨年4月1日から5月31日までJTBツアー「60日間シルクロードの旅」に参加して参りました。この旅を知ったのは前年の秋の新聞でシルクロードの旅を終えて、ローマで乾杯している記事を読んだからです。です。
 これは共同通信社のローマ支社の人がこういう旅行があるという紹介の記事だったのです。
この企画はJTBのNさんが30年前から企画し、一刻中東情勢などが、危険な時があったので休んでいたのですが、再開したということを知ったのです。
車の運転は得意ではなく、ラリーでナビゲーターが得意だったので、パリ~北京間のラリーに何時か参加できたらいいなと思っていたので、シルクロード探訪は一度はやってみたいと長年思っていました。
JTBのこの企画の説明会があるときいて早速参加し、直ちに申し込みをしました。
 その前の10年間は体調が優れない時があったのですが、ポルトガルに行ったときに、持病の肺気腫があるにもかかわらずツアーを全うでき、体調には自信がもてたので参加しました。
  “JTB ROYAL ROAD 60日間ツアー”が結成されました。参加者は13名女性5人、男性8人でした。
三蔵法師の行程を辿って旧跡を辿るわけですが、現在中国の西安から出発して、天山北路の近くの、アジアハイウエイという高速道路が走ります。
中国では都会から離れると、町の食堂みたいな所でトラックの運転手と一諸に食べました。その方が美味しいと言われていました。
不潔な感じで悩まされたのは、中国のトイレの事情が悪く、恐ろしい感じだったのです。小屋の中は汚く水も出ず、穴だけで、トイレと書いてあるけれど鍵がかかって使えず、建物の裏で我慢して、用を足す状態でした。しかしそんな汚さも慣れてしまい、あれがダメだと旅行はできません。

西安をスタート
バスで出発して遺跡のある処では降りて泥だらけになって見て回ります。西安の次は敦煌が有名です。西安を出発して16ケ国を通過し直行距離1万8千kmでローマにつきます。
20年前にNHKがシルクロードを取材して放映したことから有名になりました。
JTBのNさんが此のコースを研究して、プランニングして商品化したとの事です。
私は現在、中国の陶磁器の勉強をしていますが更に歴史をも勉強しました。
秦の始皇帝、漢の武帝の頃から、漢人達は西の方へ向って行ったようです。三蔵法師は徒歩で歩いて行きましたが、今もまだ、少し遺跡が残っています。
カザフスタンを出ると、キルギスのイシクル湖がありその向こうに山脈があって、それを超えると、天竺(インド)だとのことでした。
国境では中国側は情報はくれず、兵隊がものものしく折しも、降りしきる雨のなかで何が何だか分からず、時間ばかり経っていました。
テレビ見た春節の帰途用のベッド付きのバスに押し込まれました。そこにはいろんな民族が乗り合わせており、ギュー詰めの状態でした。かえって、私などは体が小さいから優しくしてもらいました。島国から来た私たちには、国境の意識がうすいのでしょうか、みな粗末な服をきて、おじいちゃんから子供まで家族づれで国境を越えてゆくのには、ビックリしました。
イスラム圏に入る

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